俳優として数多くの作品に出演し、歌手としても「海の声」で大ヒットを記録した桐谷健太さん。
その多才な魅力の背景には、どのような生い立ちやエピソードがあるのでしょうか。
今回は、彼の成長の軌跡とブレイクポイントについて詳しく調べてみました。
果たして、桐谷健太さんはどのような道を歩んで来たのでしょうか。
最後までじっくりと読んでください。
桐谷健太の生い立ち
桐谷健太さんの生い立ちはどんな生い立ちだったのでしょうか。
桐谷健太さんは1980年2月4日、大阪府大阪市北区天神橋6丁目（天六）で生まれました。
家族構成は両親と1歳年上の兄がいる4人家族で、実は音楽一家として育ったことが彼の現在の多才さに大きく影響しています。
うちの家族、父親も母親も兄貴もみんなギター弾いていたんです。兄貴も父親もよく家で歌っていましたし、母親も昔のアルバムを見るとギター弾いている写真があって。
引用：ENCOUNT
小さい頃は母親のモーツァルトのカセットをヘビーローテーションで聴き、寝る前は喜多郎さんのシンセサイザー音楽で眠りについていたそうです。
学生時代は、中学時代にテニス部、高校時代はラグビー部（ポジションはロック）と軽音部に所属していました。
大阪府立桜塚高等学校を卒業後、駒澤大学進学を機に上京し、在学中に俳優養成所「アクターズクリニック」で演技を学びました。
実は桐谷さんが俳優を志すきっかけとなったのは、保育園児の時に映画館で観た『グーニーズ』でした。
「この四角の箱（スクリーン）に入りたい」と5歳で役者を志し、その夢を大人になっても持ち続けていたのです。
保育園児の時、初めて映画館で『グーニーズ』を観て、「この四角の箱（スクリーン）に入りたい」と役者を志す。
引用：Wikipedia
桐谷健太の興味深いエピソード
桐谷健太さんの興味深いエピソードはあるのでしょうか。
調べてみると、次のようなエピソードがありました。
高校時代の音楽
、高校時代に軽音部でドラムとボーカルを担当していました。
「小遣いで買った最初のCD」は、すぎやまこういちさんの交響組曲『ドラゴンクエストIII』のカセットテープだったという変わったチョイスも彼らしいエピソードです。
最初に小遣いで買ったのは、すぎやまこういちさんの交響組曲『ドラゴンクエストIII』のカセットテープ。
引用：ENCOUNT
三線との出会い
三線との出会いも運命的でした。
中学時代に沖縄の宮古島を訪れた際、「飛行機から降りて沖縄の風がふわーっと体を包んだ瞬間、ものすごい鳥肌が立って。大阪出身なのになぜか懐かしさを感じた」という体験をし、沖縄の音楽に魅せられました。
後に実家近くに三線専門店ができた偶然から三線を購入し、独学で習得。
そのあと、しばらくして地元で撮影していたら実家の近くにまさかの三線の専門店ができていて
引用：ENCOUNT
これが後のauのCM「海の声」につながるという奇跡的な展開になります。
役作りに対するストイックさ
映画『パッチギ! LOVE&PEACE』では1ヵ月半で15kg増量し、撮影後すぐに1ヵ月半で元の体重に戻すという驚異的な身体管理を見せました。
映画『パッチギ! LOVE&PEACE』では、役作りのため体重を1ヵ月半で15kg増量、撮影後すぐに減量し1ヵ月半で元の体重に戻した
引用：Wikipedia
長年の友情
現在の担当スタイリストは高校時代に一緒にオリジナルファッション誌『KEN’S NON-NO』を制作した同級生という、長年の友情も素敵なエピソードです。
現在の担当スタイリスト天久は高校時代に仲間と作ったオリジナルのファッション誌『KEN’S NON-NO』を一緒に制作した同級生
引用：Wikipedia
桐谷健太のブレイクポイント
桐谷健太さんのブレイクポイントはいつ頃なのでしょうか？
桐谷健太さんのブレイクポイントは俳優と歌手のブレイクポイントがあると思われます。
役者としてのブレイクポイント
桐谷健太さんの役者としてのブレイクポイントは、間違いなく2008年のドラマ『ROOKIES』の平塚平役です。
2002年にテレビドラマ『九龍で会いましょう』で俳優デビューを果たしてから6年間、様々な作品に出演していましたが、『ROOKIES』での熱血教師役が彼の知名度を一気に押し上げました。
2008年、テレビドラマ『ROOKIES』の平塚平役で知名度を高める。
引用：Wikipedia
デビュー初期には、2002年の月9ドラマ『ランチの女王』にも出演していたという意外な経歴もあります。
また、2003年の井筒和幸監督作品『ゲロッパ!』で映画初出演を果たし、井筒監督からは「健太はウチの卒業生の出世頭」「人懐っこい。カッコつけた風でもない。上品だし、お世辞じゃなく人柄の魅力が人一倍大きかった」と絶賛されています。
「健太はウチの卒業生の出世頭」
引用：Wikipedia
2011年には映画『BECK』などでの演技が評価され、第2回日本シアタースタッフ映画祭 助演男優賞を受賞。この頃から実力派俳優としての地位を確立していきます。
第2回日本シアタースタッフ映画祭 助演男優賞『BECK』（2011年）
引用：Wikipedia
2020年には『ケイジとケンジ〜所轄と地検の24時〜』で民放連続ドラマ初主演（東出昌大とダブル主演）を務め、2023年には『インフォーマ』で連続ドラマ単独初主演を果たすなど、着実にキャリアを積み重ねています。
歌手としてのブレイクポイント
2015年、auの三太郎シリーズCMソング「海の声」で歌手としても大ブレイクを果たします。
この楽曲は第58回日本レコード大賞優秀作品賞を受賞し、第67回NHK紅白歌合戦への初出場も果たしました。
2015年度・2016年度の2年連続で『CMタレント好感度ランキング』男性部門第1位を獲得するなど、国民的な人気を獲得しました。
2015年度・2016年度の2年連続で『CMタレント好感度ランキング』（CM総合研究所）の男性部門で第1位を獲得
引用：Wikipedia
まとめ
いかがだったでしょうか。
桐谷健太さんの生い立ちを振り返ると、音楽一家で育った環境と5歳から抱き続けた俳優への夢が、現在の多才な活動の基盤となっていることがわかります。
直感を大切にし、興味を持ったものには真っ直ぐに取り組む姿勢が、数々の偶然を必然に変え、『ROOKIES』での大ブレイクから「海の声」での歌手デビューまで、まさに運命的なキャリアを築いています。
42歳を迎えた現在も「これからもっと面白くなるぞ！」という前向きな気持ちで活動を続ける桐谷健太さん。
俳優として、歌手として、そして一人の表現者として、今後もさらなる活躍が期待されますね。
それではありがとうございました。
コメント