近年の日本映画界やドラマ界で、その透明感あふれる演技と愛らしい笑顔で多くのファンを魅了している広瀬すずさん。
姉の広瀬アリスさんとともに芸能界で活躍する姉妹として注目を集める彼女ですが、その出身地や幼少期はどのようなものだったのでしょうか。
また、中学生でデビューしてから今日まで、どのような道のりを歩んできたのでしょうか。
今回は、広瀬すずさんの出身地から生い立ち、そしてブレイクまでのエピソードを詳しく調査してみました。
最後まで楽しみに読んでください。
広瀬すずの出身地はどこ?

広瀬すずさんの出身地はどこなのでしょうか?
広瀬すずさんの出身地は、静岡県清水市(現・静岡市清水区)です。
引用:Wikipedia
1998年6月19日に生まれ、現在27歳(2025年時点)の彼女は、富士山の麓、駿河湾に面したこの美しい港町で幼少期を過ごしました。
清水区は、サッカーの街として有名で、清水エスパルスの本拠地でもあります。
また、ちびまる子ちゃんの作者さくらももこさんの出身地としても知られており、のどかで温かい雰囲気の街です。
広瀬すずさんは地元の静岡市立清水高部東小学校、静岡市立清水第六中学校に通い、地域に根ざした学生生活を送っていました。
興味深いことに、姉の広瀬アリスさんも同じ静岡県静岡市清水区の出身で、姉妹揃って静岡の海と山に囲まれた自然豊かな環境で育ったことが、彼女たちの素朴で親しみやすい人柄の形成に影響していると考えられます。
広瀬すずの生い立ち
広瀬すずさんの生い立ちはどのようなものだったのでしょうか。
広瀬すずさんは5人家族の末っ子として生まれました。
家族構成は父親、母親、4歳年上の姉・広瀬アリス、そして兄の大石晃也さんです。
本名は大石鈴華(おおいし すずか)で、「すず」という芸名は本名から取られています。
幼少期の広瀬すずさんは、とても活発で明るい子どもでした。
運動が得意で、特にバスケットボールに熱中していた時期もありました。
実際、彼女は芸能界入りを勧められた際も「バスケを優先したい」と思っていたほど、スポーツに打ち込んでいました。
しかし、幼少期には家族との間で印象的なエピソードもありました。
最近のインタビューで明かしたところによると、「子どもの頃に家族でお寿司屋さんにお昼ご飯を買いに行った時、私は先に車で待っていたのですが、みんなが来ないからお店に戻ったら、家族は私を置いて帰ってしまっていた」という体験をしており、「『おしん』みたいな気持ちになった」と振り返っています。
このような家族とのやり取りも、彼女の人間性を豊かにする要素となったのかもしれません。
学生時代は地元の学校に通い、友人関係や地域の行事にも積極的に参加していました。
芸能界に入る前は「ど田舎の田舎っぺで、ジャージしか着ていなかった」と自身で語るほど、飾らない普通の女の子だったのです。
広瀬すずのブレイクまでのエピソード
広瀬すずさんのブレイクまでのエピソードはあるのでしょうか。
調べてみると、とても興味深いエピソードがありました。
芸能界入りのきっかけ
広瀬すずさんの芸能界入りは、まさに姉の広瀬アリスさんがきっかけでした。
2012年、当時中学1年生だった広瀬すずさんは、姉が専属モデルを務めていた雑誌『Seventeen』のイベントに母親と一緒に来場した際、現在の所属事務所フォスタープラスの社長から声をかけられました。
この時の面白いエピソードがあります。
社長から「直に、あなたも(芸能界入り)よ」と言われた時、広瀬すずさんは「事務所の社長は世界を支配するような人。私が断るとお姉ちゃんの命が危ない!」という勘違いをしてしまい、姉を守るために芸能界入りを承諾してしまったのです。
その後、自分の決断に大号泣したというエピソードは、当時の彼女の純粋さと家族愛を物語っています。
デビューから初期の活躍
2012年8月、『Seventeen』の専属モデルオーディション「ミスセブンティーン2012」でグランプリを受賞し、同誌専属モデルとしてデビュー。
姉妹で『Seventeen』の専属モデルを務めることになり、大きな話題となりました。
同年には日本テレビの『天才!志村どうぶつ園』でテレビ初出演を果たし、姉のアリスさんと初共演も果たしました。
12月にはベネッセコーポレーション「進研ゼミ高校講座」のCMでCM初出演を飾りました。
女優としてのスタート
2013年、フジテレビ・関西テレビのドラマ『幽かな彼女』で女優デビュー。
同年9月には映画『謝罪の王様』でスクリーンデビューを果たしました。
ブレイクのきっかけ
2015年が広瀬すずさんにとって大きな転機となりました。
1月期の日本テレビドラマ『学校のカイダン』で連続ドラマ初主演を務め、注目を集めました。
さらに決定的だったのが、是枝裕和監督の映画『海街diary』への出演でした。
この作品が第68回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品され、広瀬すずさんの繊細な演技力が国内外で高く評価されました。
同作品により数多くの映画賞で新人賞を総なめにし、一躍注目の若手女優となりました。
2016年には映画『ちはやふる』で映画単独初主演を果たし、さらなる飛躍を遂げました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
広瀬すずさんは静岡県清水市(現・静岡市清水区)出身の、海と山に囲まれた自然豊かな環境で育った女優です。
5人家族の末っ子として生まれ、バスケットボールに熱中する活発な少女時代を過ごしました。
芸能界入りのきっかけは姉の広瀬アリスさんで、「社長が怖い人だと勘違いして姉を守るため」という微笑ましいエピソードから始まりました。
2012年に『Seventeen』の専属モデルとしてデビューし、翌年から女優業をスタート。
2015年の『海街diary』での演技が国際的に評価されたことで本格的にブレイクを果たしました。
現在では映画、ドラマ、舞台と幅広く活躍し、2018年にはNHK紅白歌合戦の司会、2019年には朝の連続テレビ小説『なつぞら』でヒロインを務めるなど、国民的女優としての地位を確立しています。
静岡の田舎で育った普通の女の子が、持ち前の透明感と演技力で日本を代表する女優へと成長した姿は、多くの人に夢と希望を与えています。
これからも、広瀬すずさんのさらなる活躍を期待したいですね。
それではありがとうございました。
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