MLB史上初めて二刀流として成功した大谷翔平さん。
大谷翔平さんはユニコーンと言われますが、それはどういう意味でしょうか?
そして今や伝説のプレーヤーであるベーブルースと比較されるようになりましたが、大谷翔平さんが起こした奇跡がどんなものなのか気になりますよね。
そこで今回は、大谷選手がユニコーンと言われる理由と彼が起こした奇跡の数々をリサーチしてみました。
さて大谷翔平選手が起こした数々の軌跡が明らかになりましたので、最後までゆっくりと読んでくださいね!
大谷翔平のプロフィール

それではまず、大谷翔平選手のプロフィールを簡単に見ていきましょう。
基本プロフィール
生年月日:1994年7月5日(30歳)
出身地:岩手県奥州市(旧・水沢市)
身長/体重:193cm/95kg
投打:右投左打
血液型:B型
学歴と野球歴
- 小学校:奥州市立姉体小学校(リトルリーグ所属)
- 中学校:奥州市立水沢南中学校(一関リトルシニア所属)
- 高校:花巻東高等学校(1年秋からエースとして活躍)
高校3年時には、アマチュア野球史上初となる160km/hの球速を記録し、注目を集めました。
第94回全国高等学校野球選手権岩手大会準決勝で、高校生最速(当時)の160 km/hを記録
プロ野球キャリア
日本(NPB)
- 2012年:北海道日本ハムファイターズからドラフト1位指名を受け入団。
- 2014年:プロ初完封勝利を達成。
- 2016年:NPB史上初の「ベストナイン賞」と「ベストDH賞」のダブル受賞。
2016年には、NPB史上初となるベストナイン賞、ベストDH賞のダブル受賞に加え、リーグMVPに選出された。
アメリカ(MLB)
- 2018年:ロサンゼルス・エンゼルスと契約し、ア・リーグ新人王を受賞。
- 2021年:オールスターゲームで史上初の投手と打者の両方で選出され、リーグMVPを獲得。
- 2023年:アジア人初の本塁打王に輝き、2度目のリーグMVPを受賞。
- 2024年:ロサンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドルの契約を結び、打者専任として「50本塁打・50盗塁」の記録を達成。
- 2025年:二刀流としてワールドシリーズ連覇を目指している。
ドジャースと10年総額7億ドルの北米プロスポーツ史上最高額で契約。打者専任となった24年は前人未到の50-50を達成し、世界一に貢献。リーグMVP、本塁打王、打点王を獲得。25年は二刀流でワールドシリーズ連覇を狙う。
引用:Sportsnavi
大谷翔平がユニコーンと言われる理由
Shohei 💗 Teoscar pic.twitter.com/NJMFF3IOdc
— shobae 大谷翔平 ¹⁷ Ohtani Shohei ¹⁷ 🐶 (@shoheisaveus) April 23, 2025
次に、大谷翔平選手がユニコーンと言われる理由を見てみます。
大谷翔平選手が「ユニコーン」と呼ばれる理由、それは彼の存在そのものが神話のような希少性を持っているからです。
「ユニコーン」は一角獣とも呼ばれる伝説上の生物で、一本の角が生えた馬の姿で表現されます。メジャーリーグの実況などでロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が、ユニコーンに例えられるのを耳にした人もいるのではないでしょうか。ユニコーンとは、現実離れした、めったに現れないような存在のことを示す言葉でもあるのです。
引用:ルートテック
「ユニコーン」という言葉は、本来「空想世界の生き物で、人々が夢見るような珍しい能力を持つ逸材」を表します。
神話に登場する一角獣は実在しない生き物ですが、そこから転じて現実離れした存在、滅多に目にすることのできない特別な存在を意味するようになりました。
大谷選手がこの異名で呼ばれる最大の理由は、彼の「二刀流」という前代未聞の活躍スタイルにあります。
野球の世界では通常、選手は投手か打者のいずれかに専念するものです。
しかし大谷選手は両方で卓越した能力を発揮し、メジャーリーグ(MLB)150年の長い歴史においても、このような選手は現れませんでした。
1918年のベーブ・ルース以来、約100年ぶりとなる「2桁勝利&2桁本塁打」という快挙を成し遂げた時、アメリカのメディアは彼を「ユニコーン」と称えました。
これまでベーブ・ルースしか成し遂げていなかった「2桁勝利+2桁本塁打」という偉業を、大谷選手が100年以上経った2022年に達成したことで、再び大きな話題となりました。
引用:fungo
これは彼の存在が、野球界において「神話」から「現実」になったことを表現しています。
MLBの専門家たちからは「大谷の二刀流は、MLBで破られない記録になるだろう」とまで言われています。
なぜなら、現代の高度に専門化された野球界において、投手としても打者としても一流の成績を残すことの難しさは計り知れないからです。
このように、大谷翔平選手が「ユニコーン」と呼ばれるのは、彼が野球の歴史の中で唯一無二の存在であり、その能力と記録が神話的な域に達しているからなのです。
大谷翔平が起こした奇跡の数々
最後に、大谷翔平選手が起こした奇跡を見ていきましょう。
大谷翔平選手がMLBで成し遂げた記録は、まさに「奇跡」と呼ぶにふさわしい数々の偉業です。
彼の活躍は野球史に新たな章を刻み続けています。
史上初の「50-50」クラブ創設
2024年9月19日、大谷選手はマイアミ・マーリンズ戦で50号ホームランを放ち、同時に50盗塁も達成。これによりMLB史上初となる「50-50クラブ」を創設しました。
1つのシーズンでホームラン50本、50盗塁以上を達成したのは大リーグで史上初めての快挙です。
引用:NHK
このクラブの唯一の会員は大谷選手だけです。
さらに彼は最終的に54本塁打、59盗塁という驚異的な数字でシーズンを終えました。
これまでMLBでは40-40クラブ(40本塁打と40盗塁)でさえ非常に難関とされていましたが、大谷選手はその壁を軽々と超え、新たな高みを築きました。
この偉業について、『MLB公式サイト』は「大谷選手は野球史上初めて単一シーズンに50本塁打と50盗塁を達成した選手となり、身長6フィート4インチ(193センチ)、体重210ポンド(95.3キロ)という体格で、信じられないような記録を達成した」と伝えています。
確かに、50-50 というのは馬鹿げている。特に身長 6 フィート 4 インチ、体重 210 ポンドの男にとっては (これほど大きな体格の選手がシーズン中に 42 以上の盗塁を達成した選手はいない)。
引用:mlb.com
二刀流からトリプルスリーへ
2024年シーズン、大谷選手は打者としては、打率.316、54本塁打、130打点という圧倒的な数字を記録。本塁打と打点の2冠に加え、盗塁も59個と多くの記録を達成しました。
ドジャース・大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、4打数1安打1盗塁をマークした。シーズン最終戦を終え、打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS1.036でフィニッシュ。日本人では初となるトリプルスリーを達成した。
引用:full-Count
特筆すべきは、日本人初となるトリプルスリー(打率3割・30本塁打・30盗塁)も達成したことです。
最終的には打率3割1分、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS1.036という驚異的な成績で、本塁打と打点の2冠も獲得しました。
前人未到の159試合出場
2024年、大谷選手は159試合に出場し、チーム内でも最多の試合出場記録を樹立しました。
大谷翔平(30)は「1番・DH」で先発出場し、4打数1安打1盗塁。この試合でレギュラーシーズンを終えた大谷は2024年のシーズン成績は159試合に出場して打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁。
引用:BSテレ東25th
これは彼の並外れた体力と精神力の証明であり、二刀流でありながらほぼ全試合に出場するという驚異的な記録です。
日本人メジャーリーガー最多記録の更新
大谷選手はメジャー通算200本塁打を達成し、日本人歴代単独トップの記録を次々と塗り替えています。
2024年のシーズン終了時点で通算225本塁打を記録し、日本人選手としての新たな指標を打ち立てました。
最終的に54本塁打に伸ばし、エンゼルス時代から2季連続で本塁打王に輝いた。ナ・ア両リーグでの本塁打王は史上4人目。59盗塁は2001年にイチロー(マリナーズ)が記録した日本人最多を更新した。
引用:朝日新聞
その他の前人未到の記録
二刀流の選手として、大谷選手は「大リーグ初」「ア・リーグ初」という記録を数多く生み出しています。
2021年にはエンゼルス時代に投手として10勝を挙げ、同時に打者として46本塁打を記録するという史上初の偉業を達成しました。
2022年には、メジャー自身最多の15勝を挙げ、打っても34本塁打と二刀流で躍動。ベーブ・ルース以来104年ぶりとなる「2桁勝利&2桁本塁打」の快挙を成し遂げました。
大谷は今季157試合に出場し15勝、34本塁打、W規定達成という最高の二刀流成績を残してメジャー5年目シーズンを終えた。
こうした数々の記録から、彼が「唯一無二」「現実離れした存在」=「ユニコーン」と呼ばれる理由が明らかになります。
大谷選手は、野球の歴史に新たな伝説を刻み続けているのです。
まとめ
大谷翔平選手が「ユニコーン」と呼ばれる理由は、彼の存在そのものが野球界における「神話的な存在」だからです。
投手と打者の二刀流として卓越した能力を持ち、MLB150年の歴史の中でも前例のない活躍をしています。
2024年には史上初の「50-50」を達成し、唯一無二の記録保持者となりました。
さらに日本人初のトリプルスリー達成、本塁打と打点の2冠獲得、159試合出場という驚異的な耐久力など、彼の記録は枚挙にいとまがありません。
大谷選手について、米国のメディアは「大谷は”ユニコーン”を超越した存在。神話の世界ではなく実在する」と表現しています。
これは彼が空想上の存在のような特別な才能を持ちながらも、実際に目の前で活躍している現実感を表したものでしょう。
野球の歴史に新たな章を刻み続ける大谷翔平選手。
その奇跡的な活躍は、これからも私たちを驚かせ、野球界に新たな可能性を示し続けることでしょう。
彼が「ユニコーン」と呼ばれる理由は、まさに彼の存在そのものが「奇跡」だからなのです。
これからも大谷翔平選手の活躍と軌跡を期待したいですね。
それではありがとうございました。
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